お盆、キャンプだ何だと遊びまくって久しぶりに家に帰ってくると、玄関の階段になにやら土の徳利（とっくり）のようなものが。
これ、蜂の巣なんですよね。我が家はかなり田舎にあるため、ご近所も含め蜂の巣ができることがあります。
我が家は昨年も玄関にハチの巣ができたので、これで２回目です。
徳利（とっくり）蜂とは？刺すの？駆除は？
昨年も同種類の蜂の巣ができたのですが、なにやらこいつは徳利（とっくり）蜂という蜂の巣らしいです。
ドロバチ科の蜂の一種らしく、比較的おとなしい種類の蜂らしい。むやみに人を襲ったり刺したりはしないし、群れで行動することもないらしいです。
基本的に群れで行動することはなく、ハチの巣を作って、そこに毒を刺した芋虫などと一緒に卵を入れて、入れ終わったら蓋をして、育児はせずに親蜂はいなくなるらしいです。ふむふむ。
昨年は業者に頼んだのですが、よくよく調べるとそんなに攻撃性はないので放っておいても大丈夫らしく。
少し迷いましたが、運悪く玄関の階段なんぞに巣を作っているのと、我が家にはまだ聞き分けもそこそこのチビ２人が居住しているため、撤去することにしました。
徳利（とっくり）蜂の駆除の仕方
徳利（とっくり）蜂（ドロバチ亜科）
参照：http://www.city.kawaguchi.lg.jp/kbn/24010024/24010024.html
昨年お願いした業者さんは、夕方親蜂が帰ってきたところを狙ってスプレーを噴射し、駆除した上で巣を撤去、その後ハチの巣よけのスプレー？のようなものを外壁に塗ってました。
最初、巣だけ撤去したら、その日のうちに親蜂が戻ってきて、同じところに巣を作り始めたんですよね。親蜂がその場所を気に入っていた場合、めげずに何度でも巣を作るみたい。
色々調べていると、蜂が巣にいる時間に巣ごとスプレーで殺虫して駆除すると良いとの事なので、近くのホームセンターで蜂用の殺虫スプレーを買ってくる。
駆除用と巣作り予防用があるのでお間違いなく。
蜂の巣用のスプレーって結構良い値段するんですね…なかなかの出費です。４５秒で噴射し切っちまうらしく、最大１１ｍも噴射するとのこと。すげーーー。
夜になったところを見計らって、蜂の巣の駆除、決行！（夫が）
とりあえず巣穴をのぞいてみると、蜂はお留守のようで。もしいる場合は明かりを見ると起床してくるらしいのですが、全然みあたりません。昼間にすこしブーンと飛んでいるところを見たので、もしかしたら我が家がキャンプから帰宅したのを見て、蜂さんもここの巣穴の建設をあきらめたのかもしれません。
徳利（とっくり）蜂さんがいないようなので、私と子どもたちは家の中に避難し、夫が（ひとりで）ホースの水で巣穴を撤去。
無事に夫は戻り、徳利（とっくり）蜂に遭遇する事もなく、買ったスプレーを使うこともなく、撤去が完了しました。
しかし、親蜂を仕留めていないので、もしかしたら再建設される可能性もあります。
徳利（とっくり）蜂の巣、撤去完了！再建設もなし
翌日一日様子をみておりましたが、その後徳利（とっくり）蜂さんが戻ってきて巣を再建設することもありませんでした。
どうやら我が家をあきらめてくれたようです。
無事に済んで良かった。おとなしい蜂さんだっただけに、巣を壊すのはしのびなかったのですが、とりあえず玄関に蜂の巣がなくなって一安心。念のため玄関に蜂の巣予防用のスプレーをかけておこうかな。
徳利（とっくり）型の蜂の巣には、スズメバチの巣もある！間違えないよう注意！
コガタスズメバチの巣（初期）
参照：http://www.city.kawaguchi.lg.jp/kbn/24010024/24010024.html
今回は、徳利蜂だから自分で撤去することができましたが、これがスズメバチだった場合はさあ大変。すぐに業者に頼みましょう。攻撃性が全然違います。刺されたら命にかかわるよスズメバチ。
スズメバチも、初期の巣は徳利型をしているコガタスズメバチという種類のスズメバチがいます。徳利型だと思って徳利蜂と勘違いしないよう注意です。
画像を比較すると違いがわかりそうなものなのですが、勘違いすることもあるそうです。
場所にもよりますが、基本的に、コガタスズメバチの巣が徳利型なのは春から初夏にかけてとのことなので、今回の我が家のケースは夏以降に徳利型、かつ小さめのものだったら徳利蜂で間違いなさそう、という判断になりました。あとは、実際に蜂を見たのも大きいですね。
自信のない場合は、速やかに業者にお願いしましょうね！