ここ10年以上、かかとがひび割れてて、ガサガサっつーか岩みたいにガチガチです。
もう皮膚とは呼べる状態ではなく、例えるなら象さんの皮膚。(さわったことないけど)
とにかくもうひび割れでガッチガチなんですよね。というわけで皮膚科に行ってみました。
かかとのひび割れは水虫の可能性もあるらしい
ベピオゲルをもらうために皮膚科に定期的に行っているのですが、そこの皮膚科に目につくポスターがあります。
かかとのひび割れ、カサカサガチガチの画像とともに、『これをただの乾燥だと思っていないか?甘いな!これは実は水虫なんだぜ!!!』というような事が書いてあるポスターです。非常に恐ろしいポスター。
水虫というのは通常皮がめくれてきたり、湿り気をイメージする事が多いでしょうが、そのポスターによると、乾燥タイプの水虫もあるそうで。
かかとのガサガサはまさにこの乾燥型の水虫である可能性もあるとのことです。おそろしい…。
このタイプの水虫は女性に多いようで、かゆみもなく、さらに気がつかない(乾燥だと思って放置)事が多く、水虫菌が皮膚の奥深くまでいってなかなか治りづらいとの情報も…(ネットだけど)。
え、全部あてはまるけど…と思いながらも、ずっと放置してきました。
皮膚科での水虫検査は一瞬、あっけない検査方法
ある日、皮膚科での待ち時間の間にいつものかかと水虫のポスターをぼーっとみていました。
せっかく皮膚科に来ているので、その日はベピオゲル処方のついでに水虫疑惑について聞いてみる事にしました。
「かかとが10年以上ひび割れててガサガサなんですけど、水虫って可能性もありますかね?」
「乾燥する水虫もあるよ。よし、検査してみるか。かかと見せてください。」
と言って私がかかとをみせた瞬間なんか理科の実験で使いそうなプラスチックの小さくて四角い薄いあれをとって、私のひび割れたかかとをガリガリガリガリガリ、と先生はやったのでした。
岩石のような私のかかとはもちろんガリガリ削れて、白い皮膚が落ちます。
それをこれまた理科の実験で使いそうな顕微鏡でチェック。さらに採取した皮膚を火(ライター)であぶってさらにチェック。その間わずか30秒。
「うん、水虫菌はいないね。」
一瞬で疑惑は晴れたのでした。
かかとのひび割れが水虫かどうかは皮膚科でしか判別不能、検査は一瞬
結局ただの乾燥だったようなので、かかとの乾燥に効く薬をベピオゲルと共に頂きました(ワセリンプラスサリチル酸10%)。
この薬は水虫にも処方される事もあるらしく、一度でものすごく乾燥に作用します。継続して塗ればやわらかいかかとも夢じゃないかも。
水虫じゃなかったにしてもこれを処方して頂くためだけに皮膚科に行く価値はあります。
その後も気になって色々Google先生と調べてみても、かかとの乾燥性のひび割れと、かかとの乾燥型の水虫は見た目には判別不能な事が多いそう。
たぶん顕微鏡で見ない限り、お医者さんも断言はできないんじゃないでしょうか。(Googleで検索する際にはリアリティあふれる画像に注意)
かかとのひび割れが水虫かどうか判別するには、皮膚科に行くしかないってことかもしれません。
万が一水虫じゃなかったとしても、皮膚科の薬は市販薬より効くし価格も安いので、ついでにかかと保湿剤をもらうのが個人的にはおすすめ。
頑張って保湿剤を塗って、今年こそストッキングが破れないかかとになりたいな。(切実)