キャンプでは、ノースイーグルのワンポールテントを使用していた我が家ですが、最近は我々の扱いの雑さからカビが発生したり、結露がひどくなってきたりしてました。
4人家族のファミリーキャンプ。かなりハイペースに3年間酷使してきました。
子供に手のかかる時期だったのもあり初心者だったのもあり、メンテナンスもおろそかになっていたもんなぁ。ごめんよノースイーグル。
我が家はキャンプが生活にかなり食い込んできているのを考え、ちょっくら良いテントを購入しようと企み、ついにあこがれの海外テントを買う事を決意。ローベンスのカイオワを購入しちまいました!
高価なテントを買うにあたって、ローベンスのカイオワを選んだのは、かなーりいろいろいろいろ検討した結果だったのです。昨今はキャンプブームで、高級テントも、選択肢がとっても多いですしね。
初めてポリコットンのテントを買ったので、色々と不安もありました。が、今回初張りで1泊キャンプしてきましたが、大大大々大満足!でした。
初張りにてポリコットンのカイオワ様がいきなり雨に降られたり、色々あったのですが…ローベンスのワンポールテント、カイオワの購入動機から使った感想まで、詳細レビューです。
↑日本のAmazonでも発見、高いけど国内購入で安全あんしんですな。
Contents
ローベンス(Robens)のカイオワ(Kaiowa)を新幕に選んだ理由
最初は流行のトンネル型テントを買おうとしていた
最初は今流行のトンネル型のテントを買おうとしていたのですよ。シロクマさんの芋虫とか、海外テントのヨーレイカ(日本未発売、セカイモンで売ってます)のトンネルテントとか。
インスタとかで素敵な芋虫を所持している方をみて、あこがれを抱きました。
我が家が現在所持しているのは、コールマンのコネクティングドームシステムと、ノースイーグルのワンポールテント。
ノースイーグル ワンポールテント BIG420
今回カビと撥水力低下にて引退するのが、ノースイーグルのワンポールテント。
トンネル型のテントは2ルームテントで、どちらかというと使用用途がコールマンのコネクティングドームシステムに近いんですよね。
そして長々と考えたり眺めたりしているうちに、なんだかんだいって自分がワンポールテントが大好きだという事実に気がつきました。やっぱりワンポールは使ってておもしろい。天井が高くて居心地が良いし、子供も喜ぶ。
そして皆様のトンネルテントをひたすらインスタ等で眺めてるだけで、買ったような気になって、結果的に満足したという謎。
さらに言うなら、現在我が家が所持しているテント、ワンポールテントとドーム型テントの組み合わせって、自分的に最強なんですよね。
ひどい雨の中でもキャンプする時(あらかじめキャンプの予定を立てている連休とかに雨が降っちまった場合)はコネクティングドームシステムで外に出ずにキャンプ。
ひどい雨の日以外や長期のキャンプの時は、ワンポールテントで広々と快適に過ごし、ワンポールテントにこもる日もあれば、広いサイトならタープを張って中も外も広々と開放的に使う事もできる。
ここ3年、こういう使い方で全く不便しなかったため、今後もこの組み合わせでいきたいと考え、流行もなんのその、ワンポールテントを購入することに決定しました。
ワンポールテントで一番機能的なポリコットンテントがローベンスのカイオワでした
そうと決まればワンポールテントについて調べまくる日々。
今までは購入対象にすらなっていなかったノルディスク様や小川(キャンパルジャパン)様、その他海外テントをひたすらリサーチ。
素材(ポリエステルかポリコットンか)については非常に悩ましかったため、とりあえず置いといて、デザインや機能について調べてみました。
ちなみに我が家が使っていたノースイーグルのワンポールテントは直径450。
これくらいの広さは欲しいと思いつつ、さがしてみました。
すっごい使い勝手よかったんですよね。この子(合掌)
さて、腐っても女子たるもの、やはりシロクマへのあこがれは強く、まずはノルディスクも良いな、と考えました。
が、我庶民ゆえに、購入したならばオールウェザーオールシーズン使い足せるものが良いのです。
ノルディスクのアルヘイムやアスガルドは、入り口部分にキャノピーがないので、雨の日に使うならタープとの連結が必要。かなり広いサイトじゃないとテントプラスタープは難しいだろうなぁ。うちのタープめちゃデカいし。場所を選んでしまう。
アスガルドには窓あるけど、アルヘイムには窓なしなので、真夏は暑いやもしれぬ。晴れの日専用とかならアスガルドが良いのかも。直径400ですが立ち上がり部分があるため有効面責は広いらしいですし。
機能的に考えると、小川のピルツかなぁ〜なんて事も考えました。
直径440。ポリエステルでジャパンクオリティで、かなり使い勝手は良さそうです。キャノピーもあり。
ポリなら窓無くても真夏もいけそうだし、ベンチレーター(上)開ければ風も抜けるだろうし。手入れも簡単そう。
しかし、なんとなくデザイン的にこれ!という決めてになる程自分好みではなく。(もちろん、小川は小川で素敵なんですけどね。個人的な好みの問題です)
そしてノルディスクも小川も、キャンプ場でのかぶり率も高そう。謎の自己顕示欲、人とかぶりたくない病を患ってますはい。
色々と調べているうちに、ローベンスというデンマークのメーカーが、ワンポールテントのラインナップが豊富な事に気がつきました。
以下すべてポリコットン幕。
ノルディスクのアスガルドを彷彿とさせるデザイン。こういうのってなんて名前の形なんだろう?窓もあります。
楽天でも売ってました→ローベンスク(Robens)ロンダイク
今時な感じで良いかも、と思ったのですが、4人家族でお籠もりスタイルで使うときに、ちょと広さが足りないかもしれない(直径400)のと、雨の日にタープと連結していないとつらいという所が気になりました。これだとノルディスクのアスガルドと変わりません。
普通のティピータイプの、ローベンスのモホークも発見。
![]() |
ローベンス ROBENS モホーク 130141 [2017年モデル テント ワンポール ティピ]
|
直径は500でノースイーグルより大きい。(ノースイーグルは直径450)
ちょっと大きすぎる気もするけれど、こいつかな〜と思っていた所に、抜群の存在感を放つこいつを発見↓
ローベンスク(Robens)カイオワ(Kaiowa)だよ〜。
ものすごいごっついポーチ付き。もう雨の日でも濡れる気がしないです(笑)
ポーチの中は玄関フードのようになっており、2重の入り口が。(なんて説明して良いかわからん)ものすごい機能性が高そう。詳細は下記の公式の動画みてください。
入り口はメッシュになるし、閉めっぱなしにもできるし、さらに中の入り口もメッシュにもなる。
ちなみに入り口のフロアシートは外して土間使いできます。もちろん中も。
窓もついててなおかつ網戸にもなるし開けっ放しにもできるし、夏場の暑さも対角線状に窓がある事で、風がかなり抜けるだろうし大丈夫そう。窓にもベンチレーション付き。
この窓が決めてでした。こういうテントでこんなに大きな窓が付いているものって、なかなか無いんですよね。
また、風にも雨にも強く、動画ではものすごい突風にあおられています。
最後にデザイン。
ものすごい存在感。男らしさ、オヤジ臭さ(褒めてます)。見れば見るほど素敵に見えてきました。
ちなみに夫も大賛成でした。男受け良さそうなデザインですもんね。
![]() |
ローベンス ROBENS カイオワ 2018モデル 130188 [テント] 感想(0件) |
ちょ、待てよ!ポリコットンで大丈夫?
早速ローベンスのカイオワを、ウキウキで個人輸入しようとしたところ、はたと疑問が。
高級テントにありがちな、ポリコットン素材。これ、大丈夫なのか?
今まで我が家ははポリエステルのテントしか使った事がありません。そのポリエステルテントでさえ雑に扱ってカビたりしてます。
そんな私たちが、ポリコットンのテントを買って大丈夫なのか?何より、ポリコットンって雨に弱いって聞くけどそこんとこどうなの?!
不安に思って色々調べてみましたが、意外や意外、テントも日々進化しており、ポリコットンは非常に扱いやすくなってきているようで。
ポリコットンのテントを実際に使っている方のブログなどを拝見してみたところ、
【メリット】
・冬暖かく夏涼しい
・高級感のある素材
・結露しない、しにくい
【デメリット】
・手入れが大変
・撤収時に雨だととにかく大変
・重い
という事がわかりました。
雨に関しては、意外に雨漏りしたり雨だからポリコットンは使えない…という事はなさそう。(撥水効果があるうちは)
重いのは夫が力持ちなはずなので大丈夫なはず(たぶん)。ちなみにカイオワは約25キロです。(がんばれ夫)
手入れが大変なのは…ポリコットンだと乾燥が必須なので、かえってポリエステルのテントを買うより、大事に手入れしそうな気がするのでそこに賭けてみることにしました!
これが凶と出るか吉と出るか、ポチッとして無事にカイオワが届きました。
参照:テントを個人輸入!海外サイトでの買い物のやり方と注意点【失敗談?!】
参照:海外テントの個人輸入、配送期間とか送料とか関税がいくらだったかとか
色々ありましたが(上記記事参照)、無事に届いてひと安心。
本体、インナーテント、専用マット。
早速いそいそとキャンプに出かけました!
ローベンスのカイオワ初張り!が、雨!
今年は土日に雨が降る事が多く、天候に恵まれません。初張りの日ももれなく雲行きが怪しく…。
突然の土砂降り、ポリコットンテントがずぶ濡れに
キャンプ場到着と同時に土砂降り。
意図せず耐水実験に。
なんかもう悲しいほどにびしょ濡れです…。
ちなみにフロアシートは連結された状態で梱包されてました。
ワンポールテント歴3年の夫があっという間にテントを立てました。完成した瞬間雨が止みました…ちょっと待てば良かったね。
設営の感想を夫氏から頂きました。
「ぜんぶが重たい。」
「ペグ百烈拳。」
ガイライン張らなくてもペグ30本くらい使います。
ローベンス、カイオワ様の御姿
カイオワ、完成!
あれ?あそこにおられるのは…
カイオワ様だ!!
しっかりとロゴが入っています。
後ろ姿。
入り口は開けっ放すことも可能。前室(玄関部分)のフロアシートは外してます。
今回はインナーマットも購入したため、Rロゴのマットも敷いてあります。
中はとっても広い!もはや家。散らかってます…だれかセンスください。
トップは換気できます。メッシュ付きで虫も入らない。ここの開閉はテント内からできません。外に出て作業する必要あり。ここは小川やノルディスクの勝ちかな〜
付属のランタンフックもついてます。雨に濡れた服を早速乾かしました。
薪ストーブ煙突用の穴もあります。
海外幕の特権?窓。
窓のおかげでおこもりスタイルでも非常に明るいです。
この窓は、
・開けっ放し(虫入り放題)
・メッシュ窓
・ビニール窓
・ポリコットンでふたをする
の4通りの使い方が可能。
窓もベンチレーター付き。空気抜けます。
1泊、実際にローベンスのカイオワでファミリーキャンプした感想
前室があるため広く感じます
前室がまるで玄関フードのようにあるため、外側のジッパーを閉めると、荷物や靴などを置いておいても雨が降っても濡れません。夜露に濡れる事もなし。
入り口は奥まっているため、開放感というよりはプライベート感重視な造りです。
大きさ的にはノースイーグルと変わらないのですが、玄関がある分少し広く感じます。
インナーを付けると結構手狭に、4人家族なら少し窮屈かも
純正のインナーテントも購入したのですが、こちらを取り付けるとテントの半分はインナーに支配されます。
これだと、4人家族でリビング側を使うのには少々狭く感じます。タープなしで、カイオワオンリーの場合はちょっと窮屈かな?
ので、冬や寒い季節限定で使おうと思います。暖房のいらない季節しかキャンプしないなら、インナーはいらないかもしれないなぁ。
ポリコットンは噂通り暖かい
6月の北国はまだまだ夜は寒いのですが、さすがのポリコットン!とっても暖かい。
素材もとても高級感があり、皆さんがポリコットン幕にはまる気持ちがわかりました。
念のために持っていったカリフォルニアパティオのカセットガスヒーター。
今回は使用せず。
ポリコットンテントのローベンスカイオワ、雨でも雨漏りはしなかった
心配していた雨漏りもせず、生地がしっとりはしましたが、太陽が出ればすぐに乾燥。乾きが非常に良く、少々の雨なら問題なさそうです。
生地が湿気を吸収するからか、テント内の結露はほぼなし。ひっじょーに居心地よいです。これははまる。
晴れれば全然乾く、が撤収時晴れてなければ自宅での乾燥作業必須
ポリコットンの乾きが良いとはいえ、よほどカラりと晴れた日以外は、撤収後の乾燥作業は必須っぽい。カビたら辛すぎる価格、ポリコットンが湿気に弱い点を考慮し、乾燥作業した方が無難ですな。
今回は撤収時に小雨が降り始めていたので、自宅で乾燥作業しました。
まとめ:ローベンスのカイオワ、ファミキャンの我が家も大満足!!
使用後のメンテナンスという点において、手のかかる子ではありますが、それを差し置いてはカイオワは非常に使い勝手も居心地も最高です!
ポリコットンが良いとは(ネットで)聞いていましたが、こんなに良いとは。手がかかるのすら味に感じます。
雨を心配してポリコットン幕の購入を躊躇しているのであれば、小雨くらいならなんとかなりますよ、と伝えたい。土砂降りの日にわざわざポリコットンで出撃しようとは思いませんが(そもそもキャンプしないか?)。
ポリコットンの高級感と、価格に見合った造りのしっかりした感じが、さすがでした。ますますキャンプにはまりそうな勢いです。
まだ1泊しかしていませんが、今後もこのカイオワの使い勝手や、使用感想等レビューしていきたいと思います。
とりあえず付属のペグ曲がったから鍛造ペグ買わな…。キャンプ沼深い。
![]() |
ローベンス ROBENS カイオワ 2018モデル 130188 [テント] 感想(0件) |