ついに、ついに母子キャンプに踏み切った2016年夏の我が家。
来年の夏休み(平日)に向けて、夫なしでキャンプする術を得るために、キャンプ場がすいている秋に、半ば衝動的に母子キャンプに挑戦してみました。
結果的には半分母子キャンプとなってしまったのですが、今回は、初母子キャンプでの母の奮闘の記録と、母子キャンプ初挑戦のポイントです。
Contents
祝日前の昼下がり、天気が良いのでキャンプでも行くか~(母子キャンプ開始)
最近はめっきり天候に恵まれない北海道。キャンプに行っても雨に降られることもしばしば。
そんな折、明日は祝日と言うある日、ものっそいお天気に恵まれました。上の子は幼稚園、夫は会社。下の事家でぼーっとしていた時に、ふと、「そうだ、キャンプ行こう」と思いついちまいました。早速上の子が帰ってくるまでに準備です。
母子キャンのテントはヨーレイカ インタレスト3(3人用)
実はわたくし、テントもタープもたてたことないんですよ。それゆえダメだった時に帰ってこれるように、近場のキャンプ場にロックオン(車で30分)。
テントも、いつものノースイーグルのトンガリ(ワンポール)は大きすぎてきっとポールを持ち上げられません。ていうか、本体すら重くて持てない。
ここで久しぶりに夫が新婚時代に買ったヨーレイカのインタレスト3(三人用)が出番です。(海外製、現在はAmazonでも購入不可)
タープは、思い切って450×450の、どデカヘキサタープ(これまたヨーレイカ)を持参。こちらは軽いので持っていける。動画で一人でタープをたてるやり方を確認し、荷造りもそこそこに、幼稚園から帰宅した長男を連れて母+子子でキャンプ場へGO!
最初から自炊する余裕はないとみて、夕飯と朝ご飯はその辺で買って持参しました。
キャンプ場へ到着、母子でサイトをカタチにしよう
ほどなくしてキャンプ場に到着。下の子は車の中で就寝しているので、そのすきにテントとタープをまずはたてることにする。
テントをとりあえず立てる。インナーはすぐできた。
テントはあとはフライシートをかけてペグダウンすればOK。10分とかでできた。ヨーレイカ優秀。
上の子はひたすらトンボを採ってる。。
タープ、どうしよう…(途方)
さて、ヨーレイカのドデカタープの出番ですよ~。
動画みて予習したし、イケるだろ!と息巻いてタープを取り出す。
とりあえずポールを組み立て、シートを広げるもるもそこで途方に暮れる。これ、ポール持っててもらわないと無理なのか?と思い始めて上の子(5歳)を呼んで、280cmのポールを持たせる。
が、あまり役に立ちそうもない。途中で飽きてトンボのほうに行ってしまった…。
さーてどうするか、と「タープ」「一人で」などと動画を検索。Youtubeを観ていると、そこに彼は現れた。
さすらいの旅人がタープをたててくれた
「大変じゃのー手伝うか?」
西の訛りで話しかけられて顔を上げると、そこには紳士が!
なにやらさっきからずっと私たちをみていたらしく、みていたあげく見てられなくなってお手伝いに来てくれたの事。ご年配の男性で、キャンプ歴はかなり長そう。
ご夫婦で日本中を旅しているようでした。
ヘキサタープをたてるのは初めてとのことでしたが、あっという間におひとりで立てられました。すげー。私といえば、横で拍手してるだけ。
出来上がったタープの下に自分でテントをビルドインして、サイト完成です!
半分以上さすらいの方に手伝っていただきましたが、なんとか日没までにサイトが出来上がりました!タープの立て方をかなりじっくり拝見させていただいたので、次回は一人で立てられそう!やったぜー!!
テントのペグダウンは、長男(5歳)も手伝ってくれました。楽しそうなところだけ手伝うのが子ども…。
荷物も最小限で、車も横にあるので、すぐに他のものもセッティング完了。
なんか、ヨーレイカでそろってて、これも結構おしゃれじゃない?!と自分のサイトを自画自賛。おしゃれキャンプを目指す身としては、このタープの下にチビテントをビルドインするスタイル無結構素敵かも。何より設営がラクでたまらん。
そして荷物を検討したことで、いつも荷物持ちすぎだな、と実感しました。少しファミキャンの積載量減らそう。
サイトも無事に完成したし、サクッと泊まっていこうと考えていると、夫から電話が。
仕事が早く終わったらしく、そのままキャンプ場にて合流することに。テントは3人用でしたが、大人2人幼児2人で大丈夫でした。
結局母子キャンプ→ファミキャンになってしまいましたが、撤収は夫がいてかなり楽でした。
やってみて感じた、母子キャンプに挑戦する時のポイント
・家から近いキャンプ場(あれば)にしましょう。何かあれば帰れます。
・天気が良い日にしましょう。余裕をもって設営できます。
・最悪テントが立てばよいので、テントは簡単なものにしましょう。(説明書必須)
・ネット環境はしっかり確保(電波あり、スマホ持参等)
・管理人さんがいるところにしましょう(母子はなにかと不安です)
・食事はもうなんでもよい、おにぎり持参でもよい。初回はなにも自炊できないと思いましょう。
・食器洗うにもトイレ行くにも、幼児であれば子どもと一緒です。もしくは、常に子供に目が届く狭い(視界の開けた)キャンプ場か、炊事台付きのサイトにしましょう。管理人は、食器は基本紙皿使用しました。
・イメージはバックパッカーのソロキャン。手間ひま、かけられません。自炊は母子キャンプに慣れてからでも良いからさ。お子さんの年齢にもよるけど。
母子キャン(途中夫合流)してみた感想まとめ
母子キャンプをしてみて感じたことは、テントやタープの設営は意外に楽しい!ということ。
いつもは夫に任せきりで全く手伝っていませんでしたが、やってみると意外に楽しいことに気が付きました。
また、母子キャンプは心細いことが多く、やるのであればオートキャンプ場などの親子ともに安心できるサイトがよいと感じました。今回夜仕事が終わった夫が来ると、なんだかとても安心しました。
何かあっても管理人さんに相談できるのは、結構心強い。母子でキャンプをする際には、夜間も管理人さんがいるサイトが個人的にはおすすめです。
もしサイトを完璧に仕上げることができるようになれば、自宅近郊のキャンプ場で、平日金曜に前乗りして、夫呼び寄せて2泊も夢じゃないな~。
サイト設営の腕を上げるべく、また挑戦しようっと。